生存確認……繰り返しても私の不安はそこにはなく

ただ確かに生きているのだということが繰り返すほど綱渡りになるばかりで、それは繰り返すほど恐れを前提とした確認……

照らされながら曇っていく夜の もう、虫まで湯気に包まれた、見えないだけでそこらじゅうのそれらと、つづいても、昼と夜がつづいても、暗いままの高架下の、春は どうしても早く起きられない