今日はなんかものすごい日だった。
予想外に暇になってあんまり行ったことのない方面を散歩した。
なんとなく入ったアンティークショップで素敵な店主さんに声をかけられ、1時間くらいイギリスでの買い付けの話や「ベークライト」の良さ、アンティークは眺めるものじゃなく、使い、新しいものを作るのが楽しいのだということを聞いた。
どうしても惹かれたアンティークボタンをひとつ買った。
つぎに入った古本屋さんがまたすごくて、「詩歌句」棚、美術書、雑多なのに整然としている感じが楽しかった。東京知らないところがたくさんある、とまだ思えてよかった。
「忘却のための試論」、「髙橋みずほ集」を買った。
そのあとGoogleマップの口コミがとても良かった古着屋さんにいったら、まためちゃめちゃ話しかけられた。どういう系統の服が好きでどういうのを探してるのか、少し話すと次々勧められて、その全てが結構ドンピシャだし、なんか距離感謎なのに不快感はなくてコミュニケーションガチで上手い人……すごい……となった。
「男の人はその時の格好みたらなんとなく系統がわかるけど女の人はそれなの！？っていうのを選ぶことが多い」みたいなことを言っていて、
私もビーズで装飾過多の靴を気にしていたら驚かれつつ激褒めされ、そのあと勧められたトップスが全然系統違うのに私がしたいことを全てわかっているチョイスでマジでびっくりしてしまった。
好きなものに対して誠実な人に、何回も新鮮に良いなと思う。
