女の子

女の子だけど生活が荒れている様子を発信している人などに対して、女の子だけど、と、本当に一ミリも思わないようになりたい。言うまでもなく本当だから。規範をなぞる美しさもそれはそれでとても好きだけど、だらしなさは別になんのカウンターでもない。写真には抜け毛が写るし、自覚しながら演技のように動いてしまうし、アクセサリーの横にレシートが積み重なっていることの、今こうしてアクセサリーなどを描写してしまうこと、絶対に書かない汚さが存在することのうっとうしさ、隅から隅まで身体を綺麗に手入れしている人は身体の中にランダムに現れる自分のヘドロをどう処理しているんだろう、ヘドロという言葉ももう美しさの範疇にあって、私にはまだ言葉によって救うべき存在が沢山ある、ごめん、ごめんね