日記

書きたいのにここには書けないことがふえて、でも別の場所に書いたらわたしはもう日記を書くことが生活の多くを占めすぎてしまう、といいながらすぐに別の場所に書き始めそうなくらいもう溢れていて、思い出すことばかりのわたしが未来のことを考えられないのは当然だった

勝ってくれるひとやものがほしくて、でもいざあらわれたら逃げてしまって、どうしてわたしがわたしだけで満足しないのかは本当によくわからなく、だからといってもっているものをいちばん丁寧にかわいがっている自信はありふらふらしながらやれることをいちばんこわいのもわたしで

かかった時間や途中の気持ちのことを全部ひとに伝えられたらほんとうはいい、と、信じていながら、もう、ひとりの夜に飽きて昼にこうしている