社会不適合な私の就職活動まとめ③(23卒・東京・国立文系)

更新が空いてしまったのですが一応これが3部作の最後になると思います 意識してたこととか小さいエピソードとかを書いていきます

【アドバイスになるかもしれない】

〇「余裕ぶる」

 前にも書きましたが、普通に自分の中で完結する「思考→行動」のレベルで私には「素直」という概念がなく、極論なにもかもやりに行ってるので、力の入れ方が極端になってしまうんですね だから就活も、本当に自分をセットしにいくなら四六時中就活のことを考えなきゃいけない!となってしまうんですが、それで潰れる予測も簡単にできるので、もう序盤から「余裕ぶる」はその言葉のままで戦略として立ててました 具体的には、バイト辞めない、極端に減らさないもそうだし、短歌つくって賞も出してたし、Twitterで同級生からしたら「なんなんこいつ?」レベルで就活の話をせず全く関係ないことを呟きつづける……とか 意識的にそういう時間を取るようにするのもそうだし、「余裕ぶる」を掲げていることでその時間を取る自分も許せるっていう結構理に適ったメタ構造な気がします まぁでもこれも自分の心配事をライトに拡散させて人に過度に心配されたり干渉されたりしたくないっていう私のよくないところの証左なような気もかなりしますが……

〇仕事選び

 就活を始めるにあたって、業界研究!とか自己分析!とか言われて、うるせー!ってなるかもしれなくて、私も全然ちゃんとやってないから説得力あることは言えないですが、それなりに示されてる通りにやることにも意味はあるんじゃないかなっていう気がしました 私は結構、「物心ついたときから常に自己分析しながら生きてるんだが!」タイプだと思ってたし、同時に「就活に人生明け渡すか💢」とも思ってたけど、やっぱり「これから長い時間を費やすこと・自分がそれでお金を稼ぐことに抵抗がないこと」を考えるにあたって改めて今までの振り返りをすることは重要ではあるというか…… 例えば今まで長く続いたことって、確実にモチベーションポイントがどっかにあって、仕事においても挫折しないポイントだと思うので それでいうと私は最初、とにかく営業したくないから文系SEになるぞ!みたいなことを結構考えてたけど、ひとりで集中してなにか作るのが好きな面もある一方で(まあSEもチームワークとかコミュニケーション能力かなり必要っていうのはありますが)、一対一で人と話すのは好きだしずっとやってきたし、実は極度の寂しがりやだし、案外対人メインの仕事でもいいかな……と気づいてきた などがあります あとはこの流れで話すと、やっぱり文系で営業したくないから終わりだ〜みたいに言ってる人って多いんですけど、別に営業の中にも色々あるし、事務以外にも意外と職種あるんで、たくさん調べて損はないと思います!

〇オンラインか対面か

 私の場合、決めたところは完全にずっと対面でしたが基本的にはオンライン面接が圧倒的に多かったですね 対面でも全然落ちてるのであれですけど、どっちかというとやっぱり対面の方が話しやすかったかな……内定辞退した方の人事に「直接話すとますますワールドに引き込まれる感じがある」みたいなことを言われてウケました それは多分あなたとの相性がいいだけ〜(後述します)  オンライン面接はやっぱり目線とかが難しいんですけど、私はカメラ横に好きな人にもらったガッツポーズの自撮りを印刷して貼り付けたりしてましたね……実際面接中は話すので精一杯ですけど……(こういう話を書くことで結局そういう話かい💢とならせてしまったらごめんなさい……) オンラインはYouTubeの模擬面接ちょっとやってみたりとか、自分だけのzoomミーティング開いて喋って自分の顔が画面に映ってることに慣れるようにしたりは頑張るようにしてました 対面は人と実際に練習とか一切できなかったのでひとりでひたすら空に向かって喋ってました まあ選びようがないこともあるし、結論としてはどっちにしても面接って一回一回は一瞬なんでがんばってくださいという感じ……

〇大人と社会の蓄積を舐めるな

 上に書いた、意外と自己分析意味あり……みたいなところもそうなんですが、なんかやっぱり、就活強い人がぺらぺらだろうが、社会はちゃんと考えられて成り立ってるんだな……みたいに思うことが結構多かったですね 面接とかも、全然私の言ってること分かってないなみたいな人ももちろんいたけど、ちゃんと自分の考えが甘かったってこともいっぱいあったし、これは自分に言ってますけど、考えすぎって思っても本当に全部を考えられてることって絶対ないからな❗️っていう

〇分かってくれる大人

 私はもともとネットの友達が多いのもあって、ある程度似てるところがあり色んな進路にいる年上の知り合いがいっぱいいたのはよかったですね やっぱり電車に乗って社会人見てるだけじゃ分かんないっすからね…… 気が合う年上、作った方がいいです

〇とにかく何かしてみよう

 ここにきてJ-POPか💢ふざけんな💢なタイトルなのですが、これは結構自分の中で人生レベルの大発見みたいなところがあって 実は私は、就活終わってみて考えると、一番追い詰められてたのって本格的に就活始めてはないけど悩まなきゃいけなかった3年の春〜秋くらいだったなって思うんですよね やっぱり自分が実際どれくらい受かるのかとか落とされるのかとか、そういう感覚が一切わかんないなかで頭の中で悩み続けるって一番しんどいっていう 普通の話なんですけど…… だからひとつのことでどんどん悩みが深く広くなってってるな……ってときに、どこまでが自分の想像でどこまでが事実なのかっていうのを切り離して考えるの、大事だなあと思いました!(私が気づくの遅すぎ説) (これできたら苦労してないね……)

【プチエピソードたち】

相対性理論の話で盛り上がる

 さっきも書いた内定辞退したところの人事が、1次面接の面接官だったんですけど、結構フランクな感じの面接で 「軽音サークル!どんな音楽が好きなんですか?」みたいなことを聞かれて、え、うわ、よく言われるいっちゃん悩むやつだ、大森靖子はリスク高いことは確かだ(ほんとはこんなこと全然書きたくないです!!大好き!!)でも嘘はつきたくない、うーん、うーん、→「ちょっとマイナーなんですけど相対性理論っていうバンドがずっと好きです!」と答えたところ、「え!私も好きです!普通にライブとか行ってます!」で思いもよらぬ意気投合をしましたね……面白すぎる そのあと電話とか最終面接のときとか何回も話して面倒見てくれてたんですけど、ちょいちょい「またその話したいですね〜」みたいなことを言ってくれて癒されました 全然それでとんとん拍子に進んだ説あるな ありがとう相対性理論……

〇最終面接直前に体調を崩す

 決めた方の最終面接の1週間前くらいに突如高熱が出始めて、PCRは陰性だったんですが、熱が下がったと思ったら咳が出始めて、結局最終面接当日まで普通にしゃべれないくらい咳き込んでてマジで終わった……と思いました 龍角散ダイレクトマンゴー味と咳止め薬を飲んで面接中はなんとか咳き込まずにすみましたが……本当によかった…… お堅い職業で問答無用で面接日を決められるところだったので、ぎりぎりの運があってよかった……(パニックでしいたけ占いとか見てたもんな)

 でも圧迫面接もなかったし、意外とおもしろエピソードみたいなのないですね……

【助けてくれてありがとう】

・崎山蒼志『嘘じゃない』

・羊文学『マヨイガ

Podcastの『ジャン談』(おしこまんさんという人が同じタイミングで転職活動をしていて、心殺したくね〜みたいな話をずっとしてくれていた)

・そわんわんちゃん(やっぱYouTubeやってる人って、大変だとは分かりつつ就活してないんだよな……みたいなことを思っちゃうし、だからといって就活の話も聞きたくないけど、そわちゃんはずっとノーストレスで見られましたね……)

市原湖畔美術館金氏徹平 S.F.」(結構一番忙しいくらいのときに行ったから湖に癒されたし、作品の冷たいけどユーモラスな感じがかっこよくて良かったです)

 

と言った感じでした 全部読んでくれた人いたらありがとうございました これから就活ある人は生き延びてください なんか相談とかあったら(?) twitter @miomel_25のDMまで 

私も就活終わっても卒論とか免許取らなきゃとか学芸員資格のための実習とかあってなかなか忙しいんですけど、卒業できるようにがんばりま〜す