なにかが光っているとき、それは見る側の努力によって光っているということも十分にありえて、だから神経の末端を掴んで撫でながら、あなたは大丈夫、私は全て分かっていると呼びかける永訣の朝 来年の目標は「恋愛と定義しうることを一切しない」じゃん、普通に 生きているうちに余生を始めてはいけないと私は私に言った 朝に負けて身体も澄んでいくことをどれほど許せるか 全身が〇〇になってきた、じゃないだろ、自分のことも相手のことも丁寧に食べる 身体になれば消費しても残る そうやって見つめる いや、だから見つめるのはやめてください……